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by qureyama 以前の記事
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2005年 01月 27日
2005年 01月 27日
2005年 01月 27日
2005年 01月 26日
最初は、過剰な感じの文体にひいてしまって、最後まで読めるのかしら・・・と心配になったのですが、過剰なのは最初の語り手だけでした。ひきこまれで、最後まで一気に読んでしまいました。不倫というのは今ではすっかりありきたりだけれど、こんなに難しくて重いテーマだったのかと。
村川という大学教授を中心に話が広がっているのだけれど、村川は殆ど出てこないし、あんなにモテモテなのにちっとも素敵そうに見えない。アマゾンのコメントにも同じ事が書いてあったけど、もちろん狙ってやってると思うし、だから怖い。 結晶-村川の奥さんに会いに行った村川の助手 残骸-村川の昔の不倫相手の旦那 予言-村川の息子とその友人 水葬-村川の再婚相手の娘を調査するように依頼された探偵 冷血-村川の実の娘と婚約している先生 家路-最初に出てきた助手 こんな風にそれぞれ語り手の違う短編が時間軸もバラバラに並んでいて、次は何が来るんだろう~と、すごく楽しみでした。(いきなり殺し屋とか出てくるし。) 笑えたり泣けたり楽しかったりする本ではないですが、好きです。 2005年 01月 24日
直木賞受賞作。この人の本はだいたい読んでいて、新刊の「アキハバラ@DEEP」とこの本だけが残っていて、面白いなと思う事もあったけど、やっつけ仕事で書いてるなーと思う事も多かったんですが、直木賞受賞作ということですごく楽しみにしていたんですが、彼のお得意の、流行の話題を取り入れたちょっといい話ばかりで、ちょっと残念でした・・・。
この人の小説は、いつも主人公が正しい人間で、正論ばかり語られて私はそこが苦手なのですが、そういうのが好きな人が多いから、人気があるんでしょうね。 主人公のテツロー、お金持ちで早老症のナオト、大食いで大柄なダイ、頭のいいジュン。この14歳の4人の仲良しグループの話。 「びっくりプレゼント」 入院しているナオトの誕生日プレゼントのために、援交をしている女の子を買ってきてあげる話。 これ読んで私はナオトはもうすぐにでも死んじゃうって設定なのかと思ってしまいました。 人が物みたいで私はすごく嫌でした。 「月の草」 拒食と過食を繰り返す不登校の女の子の話。この話が一番だめでした。 実際にこんな女の子と付き合える人がいたとしても、それってその子が好きなんじゃなくて、そんな事ができる自分が好きなんじゃないのかしら。 テツローとこの子は付き合ってるって事になっているのに、その後の話には全然出てこないのもおかしな話です。 書いていて疲れてしまったので、もうやめます。 あとは、目立ちたがりでみんなに嫌がられている男の子の話とか、人妻を暴力夫から助けてあげる話とか、老人を1人で死なせてあげる話とか、ゲイのクラスメイトの話とか、ダイが父親を死なせてしまう話とか、自転車旅行に出かけると親に嘘をついて新宿で遊ぶ話とか・・・。 私はもういい歳なので、こういう本を読んでも「今の子ってみんなこうなのか!」と早とちりする事もないし、こういう子をかっこいいとか思う事もないんですが、14歳の子とかが読めば、世の中をわかっているような事を口にする主人公は、かっこ良くうつるかもしれません。 みんなこんな子になりたいのかなー。
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